kaoss Series (2009-2010) |
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by KORG KAOSSILATOR 『KAOSSILATOR』という手のひらサイズのシンセサイザー。パッドの上を指で叩いたり滑らせたりして演奏する。おもちゃっぽい外観から「たいした音は出ないだろう」と思って触ってみると、びっくりする。弾いたフレーズをループパターンとしてどんどん重ねていけるので、本体だけで意外に“音楽”できる。またスケール(音階)を選べるので、パッドの上をで適当に指を滑らせるだけで、かっこいいフレーズになったり、ブルース系になったり、エスニック風になったりする。ただし、どんなにいいフレーズが出来ても保存が出来ないので、電源を切れば消えてしまう。 format: QuickTime - sound: AAC, 44,100kHz, stereo 前書き >>「音楽計画」(2009.9.6)〜 |
『untitle02』(2009) |
by FL Studio 8 ステップシーケンサーを中心として楽曲を作っていくという、やや異色なDAWソフトウェア、『FL Studio』。これの使い方を覚えるつもりで試しに作った、まさに習作。まず、1小節のドラムパターンをステップシーケンサーで作り、標準装備のソフトシンセのひとつでベース音を作りはじめたところから、思いつくままに少しずつ継ぎ足して作った曲。最初と最後の“波と風”がどこか哀愁を誘う? format: QuickTime - sound: AAC, 44,100kHz, stereo 詳細な解説 >>「音楽計画」(2009.5.3) |
#0046 『少女』(2008) |
for Soprano and Synthesizer (KORG RADIAS-R + Roland AX-1) 光崎検校、吉沢検校らによる江戸時代後期の箏曲は、まだ西洋音楽の影響を受けておらず、それまでの日本の伝統的な音階や響きを持った箏曲の集大成とも言える高い完成度を持つ。園田恵子の現代詩「少女」は、純粋である故の無邪気な残酷さと、芽生え始めた大人の女性らしさを併せ持った少女の、幻惑的で妖しい魅力や美しさを表現している。箏の伝統的な調弦である古今調子や雲井調子の音階によって作られた音楽を、シンセサイザーという現代的な電子楽器によって機械的な音色で演奏するということ、そして、ソプラノという西洋音楽の発声で歌うということ。これらによって、少女が持つ中間的な雰囲気と、現実と非現実の“ はざま”の世界を展開する。(演奏会のプログラムより) 初演の記録 (2008.3.1, Toyama) 映像(一部) 音声(全部) 詳細な解説 >>「音楽計画」(2008.3.19) |
『noname』(2006) |
by ACID オーディオループシーケンス・ソフトウェアとして有名な、『ACID』の練習として、標準インストールされた音素材だけで作った作品。バックで、ほぼ常に流れているシーケンスフレーズは、複数の素材を組み合わせて作られている。 format: QuickTime - sound: AAC, 44,100kHz, stereo |
QuickTimeによる試聴が上手くできない場合は最新版のQuickTimeをインストールしてみてください。 >>QuickTime download (Apple Inc. Japan)
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