S映像用ケーブルやRGB用ケーブルなどにいちいち差し替えることなく、TVやカラーモニターにつなげることができるユニットです。接続されたものをすべて同時出力できます。
INPUT | miniDIN10pin | for Sega Saturn Output |
OUTPUT | Skirt 21pin | RGB 21pin Multi |
RCA x 3 | Compositive Video, Stereo Sound | |
miniDIN4pin | S-Video |
Saturnの出力端子は、ビデオやテレビの端子と形状が違うため、通常は専用のケーブルが必要です。しかし、単に端子の形状だけの問題なので、それらを一般的な端子に置き換えれば、普通の電気屋さんで売っているS映像ケーブルやビデオケーブルを使うことができます。
私の場合は、縦シューティングはカラーモニターで、その他のゲームは25インチのテレビで・・・と使い分けていたので、当初の目的は「差し替えの面倒をなくす」ことでした。Saturnの出力端子は、いろいろな信号がピンごとに別々に出ているので、特別な回路は必要なく、単純に信号線を振り分けるだけでできると考えました。
試しに、カラーモニターとテレビとついでに液晶テレビにもつなげて、一度に表示させたところ、幸いにも電流不足になることなく、すべて美しく表示できました。
参考文献
ゲームラボ('95年2月号)
トランジスタ技術(June 1986)