RGB21pinマルチのケーブルをこのユニットの21pin(メス)につなげて、ATARI
ST用のカラーモニターに出力させるユニットです。
INPUT | RGB21pin | Red, Green, Blue, C-Sync, +5V, Sound(L,R) |
OUTPUT | DIN13pin | Red, Green, Blue, H-Sync, V-Sync |
RCA x 2 | Stereo Sound |
21pinマルチのコネクタを箱につけたほうがカッコイイんですが加工が面倒なので、8芯シールド線の先にプラグ(メス)をつけました。ケーブルは短くてもいいのですが、Saturnとカラーモニターの置き場所が離れているために「延長ケーブル」も兼ねて長めにしてあります。
実はこのユニットは、Saturn専用という設計ではないので、RGB出力ができるNEOGEOやPlayStationでも使用可能です。
ゲーム機によっては、複合同期信号のかわりにビデオ信号を同期信号として出力しているものもありますので、内部の小さなスライドスイッチで回路の切り替えができるようにしてあります。友人に作ってあげた2個目では箱を開けずに切り替えできるようにトグルスイッチをつけました。
つなげてみてわかったことですが、ATARIのカラーモニターというのは、賢いというかいいかげんというか、入力が複合同期信号だろうがビデオ信号だろうが関係なくうまく表示してしまうようです。結果的に切り替えスイッチは不要でした(笑)。
参考文献
ゲームラボ('95年2月号)
トランジスタ技術(June 1986)
ATARI SC-1435 Manual, ATARI ST Computer Manual