GAME - Virtual-On and Sega Saturn

電脳戦機バーチャロン
らぶらぶフェイ-イェン

彼女のハートをつかむために・・・

バーチャロンの攻略は、本も数冊出ているし、バーチャロン関連のホームページにも結構書かれている。もし、これを読んでいるあなたが、バーチャロンの攻略本を持っていないならば、とりあえず1冊は買って損はない。アドベンチャーやRPGと違って「攻略本を買ったからといってゲームがつまらなくなることは絶対にない」。
私も数冊の攻略本をもっているが、いろいろ読んでいると「フェイイェンは強い」というような記述を目にする(それほど強調されてはいないが)。しかし、自分でやっていてどう考えても「強い」とは思えない。他のホームページなどで掲載されている「対戦ダイアグラム」を見ても、フェイイェンは弱い分類に入っているようだ。
フェイイェンはなぜ弱いのか?
  • ダッシュ攻撃が出るまでに時間がかかるので使いにくい
  • すぐダウンする
  • シールドが弱い
  • 攻撃力が弱い
もちろんこれはフェイイェンの「仕様」である。しかし「弱い部分」があるならば、当然それに見合うだけの「強い部分」があるはずだ。そうでなければ割に合わない。

フェイイェンの長所は?

しかし・・・ 始めの3つは、基本的に「相手の攻撃を避ける」ということに長けているということであって、その後の攻撃がつなげなければ意味がない。
ダッシュ攻撃後の硬直時間が短いといっても、そもそも当たりにくいダッシュ攻撃を多用するわけではないので、それほどメリットは感じられない。
近接攻撃の踏み込みは確かに速い。しかし、ブレードで与えるダメージもテムジンやバイパー2に比べて弱めで、シールドも弱いフェイイェンにとって、近接戦はハイリスクであることは否めない。例えば相手がアファームドの場合、こちらは3回斬っても相手のシールドは残るが、こちらは一度殴られて、トンファーが決まれば終わる。
ハイパー化したところでハンドビームやボーガンの威力はやっと「人並み」になる程度だし、非常に強力になる立ちハートビームも、出がさらに遅くなるのでめったに当たるものではない。そもそもハイパー化した時点では既にシールドゲージが半分以下になっているので、その時点から盛り返すというのもなかなかつらいものである。
ここまで書くと、フェイイェンを使うことは不利、いや少なくとも「扱いにくい」ということを強く感じるであろう。当然、フェイイェン使いは、このようなことは百も承知。しかしそれでもフェイイェンを使う。そこまでして「彼女」を使う理由は何なのか?
それは「
そう、もうこれは「愛」としか説明のしようがないだろう。「愛」があるからこそ、苦労しようが痛い目にあおうが、決してあきらめず、努力をするのである。

「彼女のハートをつかむために・・・」

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